2012年05月21日
秘書の日食観察
秘書殿は、ネットに紹介されていた日食観察スコープをハンド・メイドして本日の日食観察に挑戦したのであった。
ワタシはシゴトで付き合えなかったので、後で秘書からの報告を聞いて、こうして記事を書いているのである。
あのようなモノで果たしてどれだけ観察できるものなのか、正直、あまり信じていなかったのであるが、以外にもシッカリと経過を見ることが出来ていて、ちょっとオドロイタ次第である。
刻々と欠けて行く様子が観察できる。
スコープは、角柱の箱の一方の底面に1mm程度の穴を開け、其の穴から日光を通過させて、もう一方の底面に投影させ、それを側面に開けた穴から観察する、という方式のモノである。
ピン・ホール・カメラと同様の原理ですナ。
シャチョーもちょっとだけ付き合っていたらしいが、特にオモシロいモノではないと判明したらしく、トットと去って行ったそうである。
よくこんな画が撮れたナ。
ホントはカメラを向けるとアブナイんだけど、この薄雲が幸いしたようだネ。
サスガに「金環」というほど、薄い環には見えないけれど、それでも月の影が中心に入っている様子はハッキリ判る。
因みに、スコープのピン・ホールを三つ設けてあったので、三つの画が投影されている。
そして反対側に通過していく。
月齢グラフみたいでオモシロい。
再び、翳りの無い太陽が戻った。
ダイレクトにスモーク・グラスで観察するようなリアリティーはないとしても、コレはコレでなかなかの味わいがあるようではないか。
いろんな場所で、いろんな観方をした人がいたワケだ。
人それぞれの、金環日食だった、のだろうネ。
Posted by kawaneko at 22:01
│雑記