2012年03月03日
黄昏の一杯
多くの流れが解禁を迎えた。
解禁と同時に釣りに出掛けたという人のブログもチラホラと見かけるようになった。
ウラヤマシイと思いながらも、まだまだ寒いし、イマイチ、その気になるテンションではないナ・・・・、と思う今週末である。
やはり、彼岸の入りあたりを過ぎてからの始動かな、と。
さて、今日の黄昏の一杯は「ブラッディ・マリー」である。
正統的にはウォッカ・ベースでトマトジュース、レモン果汁であるが、アルコール・ベースはお好みで変えれば良い。
ジン、ウィスキーなどでも合う。
私の今日の一杯はウィスキー・ベースである。
レモンは多目で、酸味を効かせるスタイルがスキなのである。
バーに行ってオーダーすると、店によってはスパイスを供して出してくれるが、タバスコを添えてくれる店は「ちゃんとヤルね。」という評価が出来る。
タバスコでピリッと引き締めてやるのも実に良いものである。
最近はすっかり、店まで飲みに行くことはなくなってしまったが、吉祥寺のコジンマリしたジャズの流れるバーで、カクテルを引っ掛けるのがささやかな楽しみとして思い出される。
で、モンダイなのはトマト・ジュースである。
最近、どこかの学者センセイの発表を受けて、突然、トマト・ジュースが店頭から消えてしまった。
よくあるパターンではあるが、健康に良い、となると、突然、俄かファンが増勢されて、品薄になってしまうと云うヤツである。
ずっと以前から愛飲していた私のようなスタンダード消費者が、入手出来なくなってしまうのである。
「俄かトマト・ジュース飲み」なんぞは、どうせすぐに飽きて買わなくなってしまうであろうに。
かつて、マシュマロとか納豆とか、寒天とか、いろいろな食品が同じようなプロセスを辿っているが、大衆は実にコントロールしやすいものなのであると痛感するワケである。
ま、トマト・ブームもあと二週間もすれば冷めてしまうのではないかと、私は読んでいるのであるが・・・・・。
Posted by kawaneko at 18:07
│雑記