2013年02月18日
昨日の酒とツマミ

ところで。
モモクロが週末アイドルというならば、ワタシは週末ドリンカーである。
酒好きではあるが、平日はキホン、一滴もやらないのである。
で、その週末ドリンカーのささやかなの楽しみの一つというと、明日は休日で出かける予定なし、という日、夜中にトイレに起きたついでに一杯クイッと引っ掛けて、熱い滴が転がり落ちてゆく余韻を楽しみながら、再び暖かいベッドに潜り込むコトだったりするのである。
昨夜も、昨夕封を切ったばかりのバーボンをそのように引っ掛けてシアワセに眠った。
今回はメーカーズ・マーク。
同じケンタッキーのバーボン故、ワイルド・ターキーとはよく似た風味を持つが、こちらの方がアルコール度数も低いし、トータルとしてマイルドだネ。

一方、猫シャチョー、ムッちゃんの楽しみといえば、食う事と寝るコトである。

もうひとつあった。
パソコンに向かっている私の膝の上で、ボケーッとすることも、たぶん、楽しみの一つなのではなかろうか、と勝手に想像するワケである。

ハナシは変わって、コレである。
今年は入荷しなかったのかと諦めていたのであるが、今頃になって入荷したらしいのである。
新潟魚沼の吟醸酒粕である。
この名前だけで魅せられてしまうではないか。
この絶品酒粕に今年も出会えるとは、感謝感激。
先週、別ブランドのを買い足したばかりだったのであるが、コレを見つけたら買わないわけにはいかないのである。

そしてこの日の定式飲みのツマミは、アボカドにタコとムール添え。
熱々ガーリック・オイル掛けである。
タコとアボカドは実によく合う組み合わせで、特に気に入っているので、度々リピートしているメニューである。
ムールはシッカリ身が締まっている方が好みなので、オイルと一緒に炒めてよく熱を通している。
タコは軽く酒蒸しするだけにしておいて、柔らかくてプリプリした食感を生かすようにする。

熱々のオイルを回し掛けしたあとで、韓国海苔を散らして出来上がりである。
そして、今回のお楽しみはナンと言っても、吟醸酒粕なのである。
もう、焼いている時の香りが既にウマイ。
良い酒の酒粕はやはり美味いのである。
香り、味、舌触り、深くて香ばしく、旨味が濃いのに後味がサッパリしてクド味がない。
やはり絶品と言っておかねばなるまい。
ワインはイタリア産のドライな赤を合わせたが、よく進む組み合わせであった。

いつも寝てばっかり、というワケではなく、たまにはしゃんとしてるコトだってあるのダ。