20歳の猫又ムッちゃん、今週は何してたかナ?
先週、この秋湯たんぽが初導入されて、ムッちゃんは寝床からズリ落ちてたのであったが、その後でまた落っこちてたのである。
ムッちゃんはどうしてるかナ?と巣穴を覗いてみると空っぽである。
「アレっ?確かさっき入っていったと思ったんだけど気のせいだったか?」と思って探したがどこにもいない。
秘書殿に「ムッちゃんがいないんだけど」と言って、今度は秘書殿が巣穴を再び覗き込んでイキナリ笑い出した。
どうしたのかと思ったら、ナンと、ムッちゃんこんなコトになっていた。
また寝床から落っこちて、壁にしてあるフリースとの間にハマり込んでいたのである。
意外と居心地が良かったのか、もがくでもなく、ウンともスンとも言わず、このまま身動き一つせずハマッていたのであった。
さて。
今週末はすっかり気温の低い状態に突入して、室温が20℃を切ったので、とうとうオイルヒーターを稼動させた。
毎年、ムッちゃんの寝床に隣接した場所が定位置である。
コレでムッちゃんは湯たんぽとオイルヒーターでダブル暖ったか仕様である。
加えて、この一週間で更に急速に衰えが進んだムッちゃんの為に、ちょっと早目ではあるが湯たんぽチャージも朝・夕の二回になったのでヌクヌクの巣穴のなかのムッちゃんはこの通り、ペッタンコになって熟睡である。
暖ったか寝床で、暑くなったらノソノソと這い出して来てチョッと外で涼むのである。
テーブルのアルミのフットが冷たくてキモチいいのか、こうやって枕にして寝てる。
そういえば、毎年こんなコトをやってた気がするナ。
それにしても、この一週間でムッちゃんの衰えは急速に進んだようである。
食が細くなり、毛繕いもせず、下肢が弱ってヨタヨタで、一つの動作をするのにも時間が掛かる状態である。
こうなってくると、果たして年が越せるかどうか、ビミョーなカンジになって来た様である。
いつかは来るコトだと解ってはいるが、ワタシと秘書もそれなりの覚悟をしなくてはいけない段階に差し掛かってきたらしいのである。